「驚異のパワーが体を健康に導く - 納豆との最強コンビネーション」🍚

納豆の効果効能!

最近の研究では、納豆に含まれるジコピリン酸は、大豆が納豆菌によって発酵することで発生する成分で、納豆菌には、殺菌・整腸作用があり、納豆の摂取で腸内の乳酸菌が増えると、胃潰瘍の原因とされるピロリ菌やO-157(病原性大腸菌)が減少することが報告されています。また、納豆のネバネバ部分に含まれるタンパク質分解酵素である、ナットウキナーゼを含む納豆抽出成分には、がんの予防効果が報告されています。

疲労回復効果の高いビタミンB2は、大豆そのものと比べると納豆はその約4倍。ビタミンB6になると約10倍含まれています。

納豆のネバリ成分であるナットウキナーゼという酵素には、血液をサラサラにして血栓を取り除く働きがあります。その効果は4〜12時間と長く持続するので、脳梗塞や心筋梗塞の予防にも効果を発揮します!


また納豆は、肌や髪、爪、筋肉の材料となるたんぱく質を豊富に含み、食物繊維が豊富で発酵食品でもあるため、腸内環境が整って毒素を排出し、ダイエットにも効果が期待できます!

さらに、納豆に含まれるイソフラボンの働きにより、更年期障害の予防効果もあります。

※納豆は栄養が豊富ですが、ビタミンCが含まれていません

納豆+キムチ

納豆とキムチを一緒に食べると、納豆菌がキムチに含まれる善玉菌である植物性乳酸菌の増殖を助け、悪玉菌の増殖を抑制し、腸内環境が整います。

納豆とキムチはともに発酵食品で、キムチに含まれるニンニクが血栓をできにくくし、納豆ナットウキナーゼが血栓をとけやすくします。 納豆とキムチを一緒に摂取すると血液をサラサラの効果が倍増します。

キムチに含まれるカプサイシンは、身体の代謝を上げ血行促進や脂肪燃焼につながります。また、キムチは ビタミンB類やビタミンC2が豊富なので、納豆と一緒に食べると、より美肌効果がアップします。

納豆+トマト

ヨーロッパのことわざで「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるほど、栄養をたっぷり含む野菜なんです🍅まさに健康野菜!!

五大栄養素のすべてが含まれる納豆ですが、実はビタミンCやビタミンAなどのビタミン類は少ないんです。トマトと一緒に食べれば、不足しているビタミンやβカロテンを補い、お肌を健康的に保つことができます。

トマト納豆には体内にたまった塩分を排出してくれる働きもあり、食べることで身体の『塩出し効果』もあります。塩分の取りすぎは血管のつまりやドロドロ血につながって、心筋梗塞や脳卒中などの突然死のリスクを高めてしまうので、トマト納豆を食べることで病気のリスクを改善できます。

納豆+ネギ

ネギに含まれる香りや辛味の成分である硫化アリルは、納豆のビタミンB1、B2の吸収率を高めるほか、抗酸化作用、血液中のコレステロール値を下げる働きや疲労回復効果があります。また、ネギの白い部分には、納豆には含まれていない、ビタミンCが豊富に含まれています。
そのため、納豆と一緒に食べることで、ダブルの血栓症予防効果や美肌、アンチエイジングが期待できる最高の食べ合わせとなります。

納豆にネギを加えることで、納豆のビタミンB1が体内に長くとどまり、疲労回復効果が持続します。

納豆+アボカド

アボカドはビタミンCが含まれているうえ、不飽和脂肪酸、カリウム、葉酸などの栄養が豊富で、健康や美肌に良い食材です。

アボカドには、食物繊維が豊富に含まれていて、水溶性・不溶性両方の食物繊維を含んでおり、相性も抜群です。また、アボカドと納豆を発酵食品と一緒に食べると、血中コレステロールを下げて糖の吸収を抑え、腸を刺激し、腸内環境を整えてくれます。

アボカドに含まれる不飽和脂肪酸には、摂り過ぎたナトリウムを尿として排出してくれる働きもあり、余分なナトリウムが体内から出ていくことで、高血圧予防の効果もあります。また、余分な脂肪も排出してくれ、脂肪の燃焼にもよく、ダイエットにもおすすめです。

納豆+酢

酢を加えることで、納豆中に含まれる鉄分やカルシウムの吸収を助けてくれる効果が期待されます。 また、疲労回復に効果のある〝クエン酸〟も摂取することができます。 さらに、納豆と酢の両方には高血圧を予防する効果が期待されています。また、血糖値の急激な上昇を抑えて、糖尿病などに効果があります。

腸の中には「善玉菌」「悪玉菌」「日和見(ひよりみ)菌」という3つの菌が存在し、「日和見菌」はやせる体質に導く「ヤセ菌」、太る体質に導く「デブ菌」で構成され、酢に含まれる酢酸(さくさん)はデブ菌を減らし、ヤセ菌を増やす働きがあります。

納豆+オリーブオイル

オリーブオイルの本場イタリアでは、オリーブオイルは『天然の下剤』と呼ばれ、古くから便秘に良いことが知られているほど、エキストラバージンオリーブオイルに含まれているビタミンEは、自律神経を整え、腸の働きも良くするため、納豆とオリーブオイルは便秘対策に最強の組み合わせと言えます。

オリーブオイルに含まれているオレイン酸には胃酸の分泌を促進する働きがあり、胃もたれを防ぐ効果があります。また、オリーブオイルのポリフェノールの一種であるオレウロペインは血圧やコレステロール値、血糖値の減少、心筋梗塞や脳卒中、糖尿病のリスクを減らす効果も期待されています。

また、オリーブオイルのポリフェノールの一種であるヒドロキシソールは、抗ウイルス・抗炎症・解熱・利尿作用などにも効果があり、マラリアの治療薬(解熱剤)にも使用されていました。さらにポリフェノール効果でアルツハイマー病の予防効果もあります。

納豆とオリーブオイルを一緒に食べることで、カルシウムの骨への吸着を高める相乗効果が上がり、ビタミンEも豊富なため、細胞の老化防止や美肌予防の効果も期待できます。

納豆+チーズ

チーズは「白い肉」と呼ばれるほどタンパク質が豊富なほか、カルシウム、鉄分、ナトリウムなどのミネラルがバランス良く含まれています。さらにチーズには、目の粘膜の健康を維持してウイルスの侵入を防ぐ効果があるビタミンAが豊富に含まれているので、粘膜の免疫力をアップしてくれると言われています。腸内環境を整える納豆菌や食物繊維の効果と合わせることで、体内の免疫力を高めてくれると言われています。

納豆+山芋

山芋を1日100g食べるとインフルエンザの発症率がおよそ44%減少するという研究結果もあります。

山芋には、でんぷんを分解するアミラーゼなどの消化酵素が多く含まれています。これらの消化酵素が納豆に含まれる栄養の吸収を助けてくれるので、効果的に栄養を摂れます。酵素は熱に弱い特性があるため、山芋は生のまま納豆と一緒に食べるといいですね。

山芋にレジスタントスターチという水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の効果が含まれています。
「水溶性食物繊維」は、便を柔らかくしてくれる作用があり、「不溶性食物繊維」には、便の体積を増やしてくれる作用があります。山芋を食べることで両方を摂取することができ、効果的な整腸作用が期待できます。

納豆+ブロッコリー

ブロッコリーは、納豆に含まれないビタミンCを豊富に含む食べ物です。また、ビタミンE、葉酸、カリウム、食物繊維などの栄養素も豊富に含まれており、低カロリー・高タンパク。免疫力アップで美肌効果もあり、ダイエットにおすすめです。

ブロッコリースーパースプラウトは、体内の有害物質を無毒化して排出しやすくする解毒作用や、活性酸素を除去する抗酸化作用を高める働きを持つスルフォラファンを含むスーパーフード。ビタミンC・E、βカロテンも豊富にあります。

ブロッコリースーパースプラウト➡有用成分スルフォラファンを高濃度に含む発芽3日目のブロッコリーの新芽です。

スーパーフード➡栄養バランスにすぐれ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。

まとめ

納豆菌のナットウキナーゼは50度を超える熱で、活性が弱くなります。炊き立てのアツアツごはんの上に直接、納豆をのせてしまうと、せっかくのナットウキナーゼが弱ってしまうことになるのできをつけてね。ご飯を少し冷ましてから食べるといいかも!

一年を通して安定して購入できる納豆。ちょい足し素材を知ることで、いつもの納豆も、栄養価の高い豪華なひと品に変身です。ヘルシーで美味しい納豆に「ちょい足し」を、毎日の習慣にしてみてくださいね♪

ぜひ普段の生活に取り入れて、ウイルスに負けない体をつくりましょう!

注:心筋梗塞や脳梗塞でワルファリン(血液を固まりにくくし血栓を予防する薬)を服用している人にとっては納豆は要注意。ワルファリンはビタミンKに拮抗し、ビタミンKが関与する血液を固める作用因子がつくられるのを抑える薬。納豆に含まれる納豆菌は腸でビタミンKの生合成を促すので、ワルファリンの効き目が悪くなってしまう。納豆を少し食べただけでもビタミンKは増えるので注意が必要です。
また、蛋白質の多い食品は、腎症がある人では制限が必要となる。必ずかかりつけの医師や管理栄養士に相談しましょう。